失敗しない、自宅に植えるシンボルツリーをご紹介!
おすすめのシンボルツリー3選!
ご紹介する木はこちら、①サルスベリ ②カラタネオガタマ ③ハナズオウ の3種類です。
今回は、1、大きくなりにくい 2、お手入れが簡単 という観点から木を選びました。
シンボルツリーって?
今回はですね、失敗しないお勧めのシンボルツリーのお話をいたします。
シンボルツリーと言うのはですね、お家のメインの木のことになります。
木はですね、一度植えてしまいますと気軽に移植することが、簡単にできなくなってしまいます。
しかも、植え替えなどの移植の際は、引っこ抜いて違うのを持ってくることになりますので、かなり多くの費用だったり、労力が必要になってしまいます。
ですので、しっかりと検討してから、シンボルツリーを植えたいというのを、みなさんは思っているのではないでしょうか?
今回は庭師歴10年以上の私が厳選した、おすすめのシンボルツリーを3つ選びましたので、みなさんがご自宅のお庭に木を植える際に、参考にしていただけたらなと思っております。
1つ目はサルスベリ
サルスベリの特徴はですね、落葉樹で夏に花が咲き、花の色はピンクと白の2種類があります。
私が考える良い点としましては、雑に切ってしまっても、翌年には綺麗にお花が咲くことです。
庭木は選定のし過ぎで花が咲かなくなっちゃったり、実が生らなくなっちゃったりとか、もしくは枯れてしまうのも考えられますが、サルスベリはその心配がありません。
サルスベリは拳切りという独特な切り方をするんです。
夏になるとお花が枝の先端から咲き、冬になったらその同じところを切るのが繰り返しできるというような感じです。
毎年適当に切ってもお花咲くということで、割と初心者でも簡単に切れる木だと思います。
なのでズボラな人でも大丈夫!
デメリットとしては、洋風の庭にはあまり合わないことと、「カイガラムシ」という虫が付きやすいことです。
この虫を駆除せずそのままにしておくと、枯れてしまう事はありませんが、拳や枝や葉っぱの部分が黒くなってしまいます。
殺菌がカイガラムシの対処方法になります。
2つ目はカラタネオガタマ
特徴としては、常緑樹で梅雨の時期に黄色とか紫のお花が咲きます。
そして、花はバナナのような匂いがします。
私の意見としましてはですね、刈り込んでおけば大丈夫です。
中低木くらいの木で大きくなったとしても、3メートルとか5メートルくらいで、比較的大きくなりにくい木でもあります。
病害虫が付きにくいのでこちらの木も、ズボラな人でも大丈夫です!
デメリットとしては、庭木としては有名ではなく、あまり特徴のないため華やかさに欠けることです。
こちらの木もカイガラムシが付くことがあるので、年に一度くらいで枝を切って、定期的に消毒をすると良いです。
3つめはハナズオウ
この木は、落葉樹で春になると紫、もしくは白色のお花が咲く木ですね。
低木の種類なので大きくなりすぎることはなく、ハート形の葉っぱが生えています。
枝もあまり伸びることがないので、どんどん大きくなることもありません。
花が咲いたあとに、秋から冬にかけて枝豆のような実がいっぱいなります。
病害虫も比較的付きにくい木でもあるので、安心して庭先へ植える事ができると思います。
肝心なお手入れに関しては、伸びた分だけ切れば十分です。
逆にこの木を過剰に切りすぎてしまうと、株ごと枯れてしますので注意が必要です。
洋風・和風どちらの庭でも合いますが、どちらかと言えば和風のほうが向いている木だと思います。
デメリットとしては、葉っぱが少ないので、あまり目隠しにはならないことです。
以上、今回は失敗しないお勧めのシンボルツリーのお話でした。